広島市長
祝 辞
広島市長
松井 一實
安芸ライオンズクラブが結成60周年を迎えられましたことを、心よりお喜び 申し上げます。
貴クラブは、昭和36年(1961年)の結成以来、崇高な社会奉仕の理念の下、本市安芸区を含む安芸地区を拠点として、“地域に奉仕する”精神で青少年の健全育成、心身障害・高齢者福祉など、幅広い分野で地域に密着した奉仕活動に献身的に取り組んでおられます。
具体的には、青少年の育成を目的とした吹奏楽フェスティバルの開催、心身 障害児者が「生きがい」を感じられる社会環境づくりのための支援、定期的な 献血活動の実施など、様々な分野で確かな実績があり、正に“地域に奉仕する“精神を体現されています。
長年にわたって活動を支えてこられた森清会長を始め、歴代の役員並びに 会員の皆様の御熱意と御努力に深く敬意を表します。
さて、本市では、昨年、新たな広島市総合計画を策定し、この計画に基づき、昭和45年以来都市像として掲げている「国際平和文化都市」の実現に向けて、「世界に輝く平和の まち」、「国際的に開かれた活力あるまち」、「文化が息づき豊かな人間性を育むまち」 という三つの視点に沿って更なるまちづくりを着実に進めることとしています。
こうしたまちづくりの取組は、貴クラブの皆様のように、地域に密着した様々な奉仕活動を行い、まちづくりに御貢献いただいている方々としっかり連携、協働しながら進めていくことが重要であると考えていますので、会員の皆様には、引き続き、本市行政の推進に格別の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに、安芸ライオンズクラブの今後ますますの御発展と、会員の皆様の御多幸、御健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。